
貸物件を契約するとき、入居のタイミングが月末などになる場合、
家賃を丸ごと1か月ぶん支払わなければならないのか疑問に感じている方が多いでしょう。
しかし、実際には初月の家賃を「日割り家賃」で支払える可能性が高いです。
今回は日割り家賃とは何かについて触れたうえで、日割り家賃はどう計算するのかなどを解説します。
【日割り家賃とは何か?】
賃貸物件の契約が初めての方は「日割り家賃って何?」と疑問を感じているかもしれません。
日割り家賃とは、賃貸物件の契約初月において、実際に入居した日数分のみをカウントして
家賃を算出する制度です。
日割り家賃を適用できる場合は、退去する月の家賃も丸ごとかかる心配がないため、
入居時だけでなく退去時にも関係する制度と言えます。
賃貸物件の初期費用には「前家賃」がありますが、前家賃には日割りが適用されません。
仮に家賃が10万円の場合は、入居のタイミングに関わらず、10万円を丸ごと支払うよう求められます。
【日割り家賃の計算方法】
日割り家賃の計算方法は、大家さんや不動産会社によってバラバラで、
いくつかのパターンのうちいずれかが適用されます。
とくに多いのは、月ごとの日数を用いて計算する「実日数割」で、
日数が少ない2月に契約しても損をしません。
次に、1か月を30日と想定する「30日割」も頻繁に用いられる計算方法で、
この場合は家賃を30日分に割って請求されるため、2月に入居すると損をします。
また、30日割を応用した「31日割」が適用される可能性もあります。
【日割り家賃を抑える方法】
日割り家賃を抑えたい場合は、できるだけ月末に入居することを意識しましょう。
たとえば3月31日に入居した場合、日割り家賃を1日分に抑えることが可能です。
大家さんや管理会社といった貸主と交渉して、日割り家賃の一部を割引してもらえないか
相談してみても良いでしょう。
また、フリーレントの賃貸物件を探すのもおすすめです。
フリーレントとは、入居後の一定期間において家賃が免除されるサービスで、
目安として入居から半月~2か月目までの家賃を支払う必要がなくなります。
【まとめ】
日割り家賃とは、賃貸物件の契約初月において、実際に入居した日数に応じて家賃を決めるシステムです。
計算方法は大家さんや不動産会社によって異なり、「実日数割」や「30日割」などが適用されます。
日割り家賃を可能な限り抑えるための対策としては、「フリーレントの賃貸物件を探す」といった方法が有効です。
皆さまのお役に立てればと思います♪
それではみなさま本日も良い1日を(@^^)/~~~