
所有している空き家の活用方法として、賃貸経営を考える方は少なくありません。
しかし空き家を貸すのではなく、売るほうが多くのメリットを得られるケースもあります。
そこで今回は空き家を所有している方に向けて、空き家の活用方法の判断基準と、売る場合の方法とポイントをご紹介します。
★空き家は貸すより売るべき?その判断基準とは
空き家を貸すか売るかは、それぞれのメリット・デメリットと、空き家の活用予定の有無が判断基準となります。
空き家を貸すメリットは、家賃収入を得られること
や所有権を失わないこと、家の劣化を抑えられることなどです。
一方デメリットとして、維持管理費が発生すること、借主がいなければ家賃収入を得られないことなどが挙げられます。
空き家を売るメリットは、まとまった現金が手に入り、家の維持管理が不要になることです。
デメリットは、売却によって家の所有権を失うことや、売却の際に費用がかかることが挙げられます。
将来的に住んだり活用したりする予定がある場合は貸す、今後も住む予定がなく手放しても問題がない場合は売るを選択すると良いでしょう。
★空き家を売る方法とは?
空き家を売る方法は、空き家の資産価値の有無によって異なります。
空き家に資産価値がある場合は「中古住宅」として、資産価値がない場合は空き家を残したまま「古家付き土地」として、もしくは更地にして売る方法があります。
中古住宅として売る場合は、事前にリフォームが必要になるかもしれません。
費用はかかりますが、印象が良くなり比較的早く売れる可能性があります。
古家付き土地は売却価格が安くなる傾向がありますが、解体やリフォームなどの手間がかからないのが特徴です。
一方更地にして売る場合は、建物の解体に費用と時間がかかりますが、古家付き土地より高く売れやすくなります。
★空き家を売る際のポイントとは?
空き家を売る際のポイントの一つは、その家の状態を把握をすることです。
築年数が古い場合は隣地との境界が曖昧なケースも多く、購入後に隣地所有者とトラブルが生じるかもしれません。
空き家は居住中の家よりも劣化が進みやすいこともあり、購入希望者がさまざまな不安を抱く可能性があります。
隣地との境界を確定させたり、ホームインスペクションを実施して不具合を修繕したりすると、購入希望者に安心してもらえるでしょう。
売却が長引く可能性を視野に入れ、長期の計画を立てて売りに出すこともポイントです。
どうしても早く手放したい場合は、不動産会社による買取も検討してみましょう。
★まとめ★
空き家を貸すか売るか迷ったときには、それぞれのメリット・デメリットや活用予定の有無から判断しましょう。
空き家を売る場合は、中古住宅として売る方法や古家付き土地として売る方法、更地にして売る方法などがあります。
空き家の状態をしっかりと把握したうえで、長期化する可能性を考慮した売却プランを立てることがポイントです。
皆さまのお役に立てればと思います('◇')ゞ
それではみなさま本日も良い1日を(^^)/~~~