家賃は毎月いくらと定められているのが一般的なので、毎月何日までに支払うという決まり事が契約書にも書かれています。
しかし、入居する日は必ずしも月初めの1日というわけではありません。
5日に入居する人もいれば、10日に入居する人もいるでしょう。
例えば10日に入居した場合には、10日から30日、もしくは31日までの家賃を支払うことになります。
退去する日も30日や31日とは限りません。
20日に退去することもあるでしょうが、20日に退去した場合には、1日から20日までの分を支払う必要があるのです。
これを日割り家賃というのですが、日割り家賃は毎月支払う家賃から1ヶ月の日数で割り、入居していた日数をかけて計算されています。
退去した月の日数が30日あり、20日で退去した場合で、家賃が10万円に設定されていた場合には、10万(円)÷30(日)、さらに入居していた日数の20(日)をかけた金額を支払うことになります。
基本的に退去月の日割りを行っていることは少なく、月割りが一般的です。
しかし、管理会社や大家さんによって若干計算方法が異なる場合もあるので、必ずしもこのような計算になるわけではありません。
金額によってはうまく割り切れない価格になることもあります。
そんなときには端数分を差し引いてくれることもあれば、その逆もあります。
また、月によって31日の場合と30日の場合、2月であれば28日や29日になるので、全ての月を30日で計算することもあるのです。
入居した月や退去した月が日割り家賃になっているのであれば、どのような計算をしているのか事前に聞いておきましょう。
このように、不動産のノウハウを知っておくと引っ越しの時にとても役立ちます✊
これからも不動産ノウハウを沢山発信していきますので
ぜひチェックしてみてくださいね( ◠‿◠ ) ♥