
愛着が湧きやすいぬいぐるみは人によってはゴミとして捨ててしまうことがためらわれるものです。
しかし、ぬいぐるみを放置していると汚れやダニ、カビなどがつきやすくなり、健康被害が出るおそれもあるため、不要なぬいぐるみは適切な方法で処分することがおすすめです。
お子様が成長したり、部屋の整理整頓が必要になったときには大切に保管していたぬいぐるみを処分する機会が訪れます。
ぬいぐるみを処分したいときはどのような方法を使って処分すればいいのでしょうか。
今回はぬいぐるみを処分する方法や、処分前にぬいぐるみを洗濯する必要があるかについてご説明します。
ぬいぐるみはお住まいの自治体によっては燃えるゴミや燃えないゴミ、粗大ゴミに分類されていることがあり、処分方法が複雑で分からないと悩まれる方も多いです。
さらにぬいぐるみはパーツにプラスチック素材やポリエステル素材が使用されており、燃えるゴミとして廃棄すると環境に悪影響を与えることが知られています。
そのため、捨てることができずに保管している人もいます。
1.寄付をする
まだまだ使えるぬいぐるみであれば、捨てずに寄付をする方法がおすすめです。
例えば児童養護施設や病院、保育園などに寄付することができます。
ただし、突然ぬいぐるみを持ち込んでも断られてしまうことがありますので、事前に施設に確認してからの寄付が望ましいでしょう。
2.リサイクルに出す
自治体のごみ収集ルールによってはぬいぐるみをリサイクルに出すことができます。
また、ぬいぐるみ専門のリサイクル業者も存在しています。
自治体のサイトを確認したり、お住まいの地域内で営業している業者に問い合わせるなどして確認してみましょう。
3.フリマアプリに出す
人気のキャラクター、あるいは製造が終了し希少性が高いぬいぐるみであればフリマアプリに出せば購入してもらえる可能性があります。
まずは見栄えのいい写真を撮り、商品説明に加えて、状態を確認できる写真をたくさんアップロードしましょう。
背景はシンプルに、明るい場所で撮影するとよいでしょう。
商品の詳細な情報を入力するのも忘れずに行います。
タイトルと説明文ではオリジナルのキャラクター、レアな商品、コレクターアイテムなど、売り手ならではの視点でぬいぐるみの魅力をアピールします。
そして最近販売されたぬいぐるみでは同じ商品がたくさん出品されているかもしれませんので、定価より安く設定すれば、さらに購入してもらいやすくなります。
以上のように、見栄えの良い写真や詳細な情報、安く設定するなどの工夫をすることで、フリマアプリで早くぬいぐるみを売ることができます。
4.お寺や神社で供養してもらう
ぬいぐるみやお寺や神社で供養してもらうこともできます。
日本人形と同様に、ぬいぐるみもお焚き上げなどで供養してくれるお寺や神社が日本の各地にあります。
自宅からぬいぐるみを持ち運ぶことが難しい場合は、郵送や宅配便でぬいぐるみを送れば引き取ってもらえることもあるようです。
お寺や神社にお焚き上げをする場合も事前に確認してから持ち込むようにしてください。
5.ゴミとして捨てる
使用感が目立ち汚れがひどく、リサイクルに出せない場合は、ゴミとして捨てることができます。
ただし、自治体によって収集日や出し方が異なるため、自治体のサイトなどで確認することが重要です。
またぬいぐるみを捨てる際には、燃えにくい物やプラスチックのパーツが含まれる物は事前に取り外し、燃えないごみとして処理する必要があります。
ぬいぐるみをゴミとして処分する場合は洗濯を必ず行う必要はありません。
ぬいぐるみが袋に入りきらないようであれば裁断して、燃えるごみとして捨てることができます。
★愛着がこもった大切なぬいぐるみはゴミとして処分する方法に限らず、誰かに譲ったり売ったりして手放す選択肢もあります。
ぬいぐるみを寄付などで譲る場合は事前に洗浄することが望ましいです。
ぬいぐるみとのお別れに悔いが残ってしまわないよう、適切な処分方法を選択してください。
少しでも皆様の参考になれば嬉しいです✨♥